関東~中部間 中継リレー輸送
(カゴメ×日清製粉ウェルナ)
カゴメ社(関東→中部)、日清製粉ウェルナ社(中部→関東)の「中継リレー輸送」により、ドライバーの日帰り運行と往復の満載輸送を実現しました。
従来、カゴメ社は関東エリアの工場から中部エリアの倉庫へ、日清製粉ウェルナ社は中部エリアの倉庫から関東エリアの倉庫へそれぞれ製品を輸送していました。
本取り組みでは、各エリア発のトラックが中間地点である静岡・山梨のサービスエリアで合流し、ドライバーはトラックを交換して元のエリアへ戻り製品を納品します。

このモデルは、両エリアの中間地点でトラックを交換することから「中継リレー輸送」と呼ばれています。従来はトラックの中で1泊するところを、中継リレー輸送により自宅でゆっくりと休むことができるため、ドライバーの疲労軽減や家族と一緒に過ごせる時間が確保できます。また「復路の荷物(帰り荷)が確保できない」といった課題も解消されました。
時間外労働の上限規制により生じる「2024年問題」への効果的な対策であることや、ドライバーの労働環境改善ができる効率的な取り組みです。
関東~関西間 31フィートコンテナ ラウンドユース
(味の素×ハウス)
味の素社(関東→関西)、ハウスウェルネス社(関西→関東)のトラックによる片道輸送を越谷貨物ターミナル駅~百済貨物ターミナル駅の31フィートコンテナ往復運行に変更しました。

九州向け 定期海上輸送(プロジェクトメーカー6社)
2024年3月より、F-LINEプロジェクト参加メーカー6社と当社は、中部・関西地区から九州への輸送において、関西~九州間のフェリーを使用した定期海上輸送を開始しました。中部・関西地区から九州への輸送においては、メーカー各社が輸送手段(トラック・鉄道・海上)を都度手配し、6社共同配送を行っている九州の物流センター(F-LINE㈱福岡物流センター)に輸送しています。
この取り組みでは6社の輸送の一部について、各社ごとに出荷する曜日を割り当て、中部・関西の各社出荷拠点から関西の港まで陸送し、関西~九州間をフェリーで定期的に海上輸送を行い、輸送の安定化とCO2削減に取り組んでいます。
中部・関西→九州のルートで、関西港発・九州着の海上輸送をメーカー6社で定期化。輸送の安定化・平準化・複線化とCO2削減に取り組みました。
